ガラスコーティングのメリットとは?失敗しない施工方法から注意点まで

車に傷や汚れがつきにくくする方法の1つがコーティングです。

中でもガラスコーティングは酸性雨や紫外線に強く、耐久性が高いので、愛車の輝きを保つのに適したコーティング方法と言えます。

ただし、失敗しないようにコーティングするには、ポイントを抑えて施工しないといけません。

ガラスコーティングを施工した際、その効果を最大限に発揮する為には、何に注意すればいいのでしょうか?

この記事にて、ガラスコーティングをする際のメリットやデメリット、失敗せず施工する方法や注意点などを紹介します。

目次

ガラスコーティングとは?

ガラスコーティングとは、どのようなコーティングなのか説明します。

ガラスコーティングの基本

ガラスコーティングは、ガラス成分をメインとしたコーティング剤であり、車のボディ(車体)は、コーティングの際、ガラス成分を含んだ被膜でコーティングされます。

熱に強く、約700~1000度までと耐久性が高く、非常に厳しい環境にも耐えられます。

また、紫外線にも強いために、車の塗装が色褪せるのを防ぐのにも効果的なコーティングです。

コーティング被膜は硬く、光沢も出て、一度施工を行えば、車から被膜が剥がれることはほぼありません。

施工後の寿命は、およそ3~5年ぐらいです。

ボディコーティングとワックスの違い

ボディーコーティングとワックスは、両方とも車に汚れや傷をつきにくくして艶を出す目的で行われますが、成分や耐久性が違います。

両者の違いは以下の通りです。

ボディーコーティング ワックス

成分 シリコン系、またはガラス系 カルナバロウ(ヤシのロウ)

耐久性 シリコン系コーティング : 1ヶ月~半年

ガラス系コーティング : 数年 1ヶ月程度

コーティング効果の持続期間は長くて数年ですが、その分施工するときの費用が高いです。

ワックス効果の持続期間・耐久は1ヶ月程度しかなく短いですが、施工時の費用・価格が安く、深い艶が出て保護作用も有るので、ワックスも人気があります。

どちらも傷や汚れを防ぐ効果がありますが、大きな違いは耐久性です。

ガラス系コーティングとガラスコーティングの違い

ガラス系コーティング

ガラス系コーティングは、原材料の一部にガラス成分が含まれるコーティング剤です。

シリコンやフッ素などの有機溶剤が主な成分であり、その中にガラス成分も含まれます。

ガラスコーティングよりも耐久性は劣りますが、コストを抑えることが可能です。

主なコーティングの種類は以下のとおりです。

  • ワックス
  • ポリマー系コーティング
  • ガラス系コーティング
  • ガラスコーティング

ワックスやポリマー系コーティングよりも耐久性があり、ガラスコーティングよりも費用を抑えられるのがガラス系コーティングです。

ガラスコーティング

ケイ素などのガラス成分で構成されるコーティング剤です。

耐紫外線性や耐熱性、耐酸性などに優れており、汚れや傷を防止する保護の効果も高いです。

細かいキズはつきにくく、車についた簡単な汚れであれば水洗いするだけで落ちます。

施工時の費用は高いですが、優れた耐久性を持つコーティングとなるので、愛車に傷や汚れが長い期間つかず新車のような輝きと光沢を保てます。

長い期間にわたって愛車に傷や汚れがつきにくくなるので、施工費用は高いですが、長い目で見れば価格的にも・耐久を考えた場合にも費用にあった価値があります。

ガラスコーティングのメリット・デメリット

ガラスコーティングには、メリットの他にデメリットも存在します。

メリットとデメリットを見てみましょう。

ガラスコーティングのメリット

ガラスコーティングのメリットは以下の通りです。

  • 洗車が楽になる
  • 小傷が目立ちにくくなる
  • 効果が長持ちする
  • 紫外線や熱に強い
  • 洗車が楽になる

ガラスコーティングを行うと、コーティング被膜の撥水性能によって汚れがつきにくくなるので洗車が楽です。

汚れがつきにくくなるばかりか、雨が降れば汚れを流して落としてくれるので、洗車回数も減らせます。

簡単な汚れであれば、水洗いだけで十分です。

汚れがつきにくくなり、さらに洗車時間を短くできることは、ガラスコーティングの大きなメリットでしょう。

小傷が目立ちにくくなる

ガラスコーティングのメリットとしては、塗装面に細かい傷がつきにくくなり目立たなくなるというのもあります。

ワックスであればコーティング被膜が柔らかいために、塗装面への傷を防止・保護することはできません。

しかし、ガラスコーティングの被膜は硬いので、傷を防止できます。

擦ったような線傷はつきにくくなり、新車のような艶のある輝きを保てます。

効果が長持ちする

コーティング効果が長持ちするというのも、メリットの1つです。

ガラスコーティングは種類によって違いますが、施工後は3~5年ほどコーティング効果が続き、光沢を欲しいままにする事ができます!

効果が続く間は、汚れがつきにくくなり洗車しやすくなるのでお手入れが楽です。

施工費用は高いですが、何年も再コーティングしないで済むので、コストパフォーマンスが良いです。

紫外線や熱に強い

紫外線や熱に強いというのも、ガラスコーティングのメリットです。

塗装は、紫外線や熱によって次第に劣化します。

劣化すると塗装が色褪せていき、最悪の場合はひび割れて剥がれます。

色褪せると車が安っぽく見えるようになり、剥がれれば再度塗装しないといけません。

日本であれば、特に夏場の日差しは強く、車のボディは熱くなり紫外線をたくさん浴びます。

そんなときに、ガラスコーティングを行っておけば、塗装が高温になっても劣化せず、コーティング被膜が紫外線を吸収するのでダメージを防げます。

ガラスコーティングのデメリット

ガラスコーティングのデメリットは、以下の通りです。

  • 料金が高い
  • 専門知識と技術が必要
  • 料金が高い

ガラスコーティングは汚れや傷を防止する効果が高く、長持ちするので施工費用が高いです。

たとえば、ポリマー系のコーティングと比べると、その費用は3倍ほどです。

ガラスコーティングを行おうとすれば、ある程度のまとまったお金を用意しないといけません。

ただし、施工後の効果は3年以上続くので、短い期間で何度も施工するコーティングの方が、総合的に見て費用が高くなる場合が多いです。

長い目で見れば、ガラスコーティングの方が安く済むでしょう。

専門知識と技術が必要

ガラスコーティングはご自身で下手に行うと、ムラができたり、思ったような効果が得られなかったりします。

そのため、ムラなく施工し、十分な効果を得るためには、専門知識を要した技術のある人物が行わないといけません。

特に、素人が安易に行うと、失敗するケースが多いです。

施工するときには、プロの業者に依頼するのが良く、信頼できる施工業者を探すようにしましょう。

信頼できる業者は、口コミや実績を見て判断するようにします。

ガラスコーティングをしない方がいい人・した方がいい人

ガラスコーティングを行うかどうかは、車に対する考え方で決まってきます。

ここでは、どのような考えだとガラスコーティングをした方がいいのか、そしてしない方がいいのか説明します。

ガラスコーティングをしない方がいい人

車に対して、以下のように考えているならばガラスコーティングは必要ありません。

  • 車が汚くても運転するのに問題ない
  • 洗車で十分汚れは落ちる
  • ワックスで十分だ
  • あまり洗車はしないので車は綺麗でなくとも良い
  • コーティング費用がもったいない

車は汚れていても構わない、または洗車すれば十分だと考えるならば、ガラスコーティングはしないで良いでしょう。

また、ワックスで十分であり、こまめにワックスを行うというならば、車を綺麗に保てるのでガラスコーティングは不要でしょう。

ガラスコーティングの効果は高く、長い期間効果が続きます。

しかし、価格だったり、施工費用が高いので、その費用がもったいないと思うならば、ガラスコーティングはしないでしょう。

ガラスコーティングをした方がいい人

以下のように考える人は、ガラスコーティングをした方が良いです。

  • 車を汚れや傷から守りたい
  • 愛車を新車のようにピカピカに輝かせたい
  • 艶が出るので行いたい
  • 洗車時に汚れを落としやすくしたい

ガラスコーティングを行うと、車に汚れや傷がつきにくくなります。

そのため、汚れや傷をつきにくくしたいというならば、ガラスコーティングを行ってください。

そして、ガラスコーティングを行えば艶が出るので、新車のような輝きを出すことができ、新車のようにピカピカにしたいという人にも、ガラスコーティングは向いています。

また、汚れを落としやすくするので、洗車が楽になります。

洗車するときの時間や労力を減らし、楽にしたいという人もガラスコーティングを行うと良いでしょう。

ガラスコーティングの施工費用は高いですが、汚れや傷がつきにくくなり、塗装の劣化を防ぐので、大きなメリットがありお金をかけても行う価値があります。

ガラスコーティングの施工方法

ガラスコーティングを行うならば、自分で行うことも、専門業者に依頼して施工してもらうこともできます。

自分または業者が施工するときには、どのように行うのか紹介します。

DIY施工とプロ施工の違い

DIYで自分で施工するときと、プロの業者に依頼して施工してもらうときの、大きな違いは費用です。

DIYだと市販のコーティング剤を使用しますが、プロの業者だと専用のコーティング剤を使います。

また、自宅の庭で行うことの多いDIYに対して、プロの業者だと店舗の専用工場で行います。

工場には、専用の設備や道具があるので、それらを使って施工します。

そして、DIYだと施工が失敗することがありますが、プロの業者だと失敗することはありません。

なによりも、熟練のプロの業者だと、磨いて塗装の凹凸を均等にするので、コーティング後の艶の出方が大きく違います。

素人だと磨いて凹凸を均等にするのはほぼ無理でしょう。

自分で施工する場合の準備と手順

自分でカーコーティングを行うときは、手元に市販のコーティング剤を用意してください。

また、以下の道具を用意します。

  • バケツ
  • カーシャンプー
  • マイクロファイバークロス
  • スポンジ
  • ブラシ
  • 脚立
  • ゴム手袋

それでは、洗車手順を見ていきましょう。

STEP
洗車・鉄粉除去・脱脂

最初に洗車を行い、鉄粉や油分を除去します。

車に汚れがついていると、コーティング剤が塗装面に密着しにくくなり、コーティング後に剥がれるおそれがあります。

そのため、コーティング前には洗車して、車の汚れを落とします。

洗車を先に行いますが、通常の洗車と同じ方法で行って構いません。

手が濡れて冷たくなるようであれば、ゴム手袋を着用して洗車すると良いでしょう。

また、ルーフ部分も洗車しますが、手が届かないときには脚立を使います。

脚立を使うときには、転倒しないように注意してください。

洗車して、マイクロファイバークロスのような柔らかい布で拭き上げた後は、鉄粉を除去し脱脂します。

鉄粉は鉄粉除去剤、脱脂は脱脂剤を使います。

水垢もあれば、水垢用のクリーナーを使い除去しておいてください。

STEP
ガラスコーティング剤の塗布

車の汚れがなくなったら、塗装面にコーティング剤を塗り込んでいきます。

塗り込むと乾いて硬化していくので、ムラができないように素早く車全体に塗り込むようにします。

塗り忘れた部分ができるのを防ぐために、塗装面全体をいっきに塗るのではなく、狭い範囲を次々と塗っていくと、塗り忘れ部分ができにくいです。

直射日光が照りつける中では早く乾きムラができやすいので、曇の日や日陰で行うことをおすすめします。

塗装面全体に塗った後は、素早く拭き取ります。

マイクロファイバークロスのような柔らかい布で拭いていき、ガラス面に塗ってしまわないように注意してください。

拭き取るときも、正確に素早く行いましょう。

STEP
施工後の乾燥と注意点

拭き取った後は、コーティング剤が完全に固まり被膜ができるまで待ちます。

コーティング剤が完全に硬化して固まるまでには、施工してから24時間ほどかかるので、まる1日は車を運転しないようにします。

その間には、雨で塗装面が濡れないようにしてください。

また、朝晩と昼の気温差が高いと、コーティングした部分に結露が発生する場合がありますが、結露を見つけたら拭き取ってください。

完全に硬化するまでに、コーティング部分が濡れると、コーティングの性能が十分に発揮できなくなるので注意しましょう。

自分で施工するときは、施工場所や当日の天気に気をつけます。

プロ・専門施工業者による施工の流れとポイント

プロの業者が行うときの、流れは以下の通りです。

  • 車の下回りの洗車
  • ボディの洗車
  • ボディについた鉄粉や油を除去
  • 施工前の磨き
  • コーティング剤塗布
  • 乾燥と拭き取り
  • 艶出し

業者によって施工手順や施工メニューは若干違いますが、おおよそ上記のような流れです。

洗車では、専用のケミカル剤を使用するので、カーシャンプーで落ちない汚れも落とせます。

また、施工前にはポリッシャーで磨いて傷やウォータースポットを取り除きます。

そして、DIYで行うときとは違い、施工後は空調管理された専用ブースで車を保管するので、コーティング部分が濡れることなく乾燥させて硬化させられます。

このように、プロの業者だと通常では落としにくい汚れも除去でき、また専用ブースで車を保管するので、失敗なくガラスコーティングを行えます。

ガラスコーティングの失敗談と注意点

自分でガラスコーティングを行うときは、失敗することがあります。

失敗したら、施工したコーティング被膜を剥がして、再度施工しないといけません。

二度手間となるので、失敗しないようにしましょう。

まずは、どんな失敗があるのか、その具体例を紹介します。

よくある失敗例

ガラスコーティングで、よくあるのは以下のような事例です。

  • ムラができる
  • イオンデポジットの発生
  • 耐久性が期待より短い
  • ムラができる

コーティングで多い失敗は、ムラができることです。

車の塗装面に、コーティング剤を均等に塗らないためにムラが発生します。

ムラができれば、コーティング剤が均等に塗り込まれていないので、塗装面で色の濃い部分と薄い部分ができます。

コーティングのときにムラができやすいのは、塗り込むのに使う布に問題がある場合が多いです。

よく拭き取れる布を使うようにしましょう。

下地処理が不十分な場合も、ムラができやすいです。

また、成分の濃いコーティング剤ほどムラができやすいので、気をつけてください。

イオンデポジットの発生

ガラスコーティングを行うときには、ドアハンドルやピラーなどの細かい部分は、塗り忘れることが多いので注意しましょう。

コーティング剤を塗った部分と塗ってない部分の境目は、汚れやすいためイオンデポジットが発生しやすいです。

そのため、塗り忘れ部分がないように、塗装面全体をまんべんなく塗っていきます。

狭い範囲を素早く塗っていくと、塗り忘れが発生しにくいです。

塗った後は、光を当てて反射具合を見ると、塗っていない部分がないかどうか確認できます。

耐久性が期待より短い

自分の車にあっていないコーティング剤を使用した場合や、コーティング剤を適切な量が塗られていない場合に、思ったほどコーティング効果が出ません。

コーティング剤を塗るときは、製品の指示に従って適量を塗るようにしましょう。

もしも、薄く塗ってしまったと心配ならば、2度塗りできるコーティング剤もあります。

また、自分の車に合うかどうか心配なときは、専門家のアドバイスを受けると良いでしょう。

失敗しないためのコツ

コーティングの失敗を防ぐには、下地処理を十分に行う必要があります。

塗装面に不純物が付着していると、コーティング剤の密着性が下がり、効果が薄くなるので十分に取るようにしましょう。

車に付着するのは、虫の死骸や花粉、鉄粉、ピッチタール、水垢などです。

このような汚れを、それぞれの汚れに対応したクリーナーで除去していきます。

下地処理を行った後は、適量のコーティング剤を塗っていきます。

狭い範囲を少しずつ、なおかつ素早く塗っていくようにしましょう。

初めて塗るならば、サイドミラーのような目立ちにくい部分で練習すると良いかもしれません。

最後にコーティング剤の拭き取りを行いますが、拭き残しがないようにします。

拭き取り用に、クロスを2~3枚用意して、数回に分けて拭き取るようにしましょう。

STEP
1回目の拭き取りは、粗拭きです。

大まかにコーティング剤を拭き取るようにして、この段階で綺麗に仕上げる必要はありません。

STEP
2回目の拭き取りは本拭き

拭きスジや拭ムラがないように繰り返し拭いていきます。

STEP
3回目が仕上げの拭き取り

スジやムラがないように丁寧に拭き取っていきます。

スジやムラができると後で拭き取るのは難しいので、3回目の拭き取りでなくなるように丹念に拭き取るようにしてくださ

拭き取った後は、コーティングが完全に硬化するまで、車が雨に濡れないようにします。

ガラスコーティング後のメンテナンス方法

ガラスコーティングの効果を長く保つためには、コーティング後に適切なメンテナンス・保護を行います。

ガラスコーティングの被膜表面には、汚れがたくさん付着しています。

汚れによって、コーティングの撥水性能が低下し、艶が失われていきます。

そのようなコーティングの性能や艶を低下させないようにするには、定期的に洗車して、汚れを取り除くようにしましょう。

最適な洗車の頻度

汚れを取り除くには、通常通りカーシャンプーを使って洗車します。

どれぐらいの頻度で洗車すればいいかは、はっきりとした正解はありません。

それは、車ごとにコンディションが違い、保管方法も違うからです。

以下の目安を参考にして、洗車すると良いでしょう。

  • 駐車方法 車の色 洗車頻度
  • 青空駐車 濃色車 月1回
  • 淡色車 2ヶ月に1回
  • 屋内駐車 濃色車 3ヶ月に1回
  • 淡色車 半年に1回

洗車することで、汚れを取り除きコーティングの寿命を伸ばすことができます。

使用すべき洗車用品と注意点

カーシャンプーで洗車するときは、普段洗車で使用している商品や道具を使えば十分です。

バケツやスポンジ、ブラシ、クロス、ゴム手袋、タオルなどを用意しましょう。

最初に水で車全体をすすいでいき、次にカーシャンプーで洗い、最後にすすいで拭き上げを行います。

洗車での注意点

車を洗うときは、水洗いだけでは落ちない汚れもあるので、カーシャンプーを使って洗車するようにしましょう。

基本的に中性のシャンプーを使います。

炎天下では水分やシャンプーの洗剤成分が、塗装面ですぐに乾燥してシミとなるおそれがあるので、曇の日や日陰で洗車することをおすすめします。

洗車では、機械洗車はできるだけ避けたほうが良いです。

洗車機のブラシで、コーティング被膜が剥がれる可能性があるからです。

手洗い洗車で、丁寧に素早く洗うようにしましょう。

コーティングの持続効果を高めるメンテナンス術

コーティング被膜には、カルシウムのようなミネラルが付着していき、洗車するだけでは落ちません。

洗車では落ちない汚れを落とす必要があり、そのような汚れはメンテナンスクリーナーを使用して除去します。

メンテナンスクリーナーを使うのは、以下のような場合です。

  • 洗車で取れないシミが付いている
  • 水弾きが低下している
  • 洗車したら汚れが落ちにくいと感じた

洗車で取れないシミを放置したら、研磨して除去しないといけないので、コーティング被膜も剥がれます。

そのため、シミができたら早めにメンテナンスクリーナーで取り除きましょう。

水弾きが悪くなってきたら、コーティングの性能が落ちているので、この場合もメンテナンスクリーナーで掃除します。

塗装面に頑固な汚れが付着すれば、洗車で汚れが落ちにくくなるので、このようなときもメンテナンスクリーナーを使います。

メンテナンスクリーナーは、コーティング剤を出しているメーカーが用意しているクリーナーを使ってください。

もしも、メーカー提供のメンテナンスクリーナーがないならば、汎用的に使えるクリーナーを使用しても構いません。

メンテナンスクリーナーを使うときは、洗車してから使います。

ガラスコーティングを依頼するなら?

ガラスコーティングは、自分でも行えますが、業者に依頼して施工してもらうこともできます。

依頼先の種類と特徴

カーコーティングを依頼できる、主な場所は以下の通りです。

  • ディーラー
  • 専門店
  • ガソリンスタンドやカー用品店

それぞれの依頼先が、どんな特徴があるのか紹介します。

ディーラー

納車と同時にカーコーティングを行ってくれるのがディーラーです。

わざわざ納車後に改めてコーティングを行う必要がありません。

また、コーティング後になにかトラブルがあっても、メーカーとして対応してくれるので安心です。

ただし、外注に出してコーティングする場合が多いので、価格や費用は高くなりやすいです。

また、硬化不良が発生することがあり、コーティングのメンテナンスは自分で行わないといけません。

専門店

コーティングを専門に行なっているため、質の高い施工をしてもらえます。

多くの車両に対応でき、なおかつ専門技術を持ったスタッフが、専門の道具を使って行うので、失敗なく効果の高いコーティングを行いたい場合におすすめの場所です。

施工したコーティングは、艶が出て車が輝き、汚れ防止効果が高く、効果が長く続きます。

コーティングのために適した環境で行うので、失敗がありません。

ただし、コーティング費用は専門店によりますが、その費用に見合った施工をしてくれるので費用対効果が高いと言えるでしょう。

ガソリンスタンドやカー用品店

安い費用でコーティングを行える場所です。

ただし、コーティングの効果は低めであり、効果の持続時間は短めです。

ガソリンスタンドやカー用品店では、ポリマーコーティングやガラス系コーティングを取り扱っているので、どうしてもガラスコーティングよりも効果は落ちます。

カー用品店ならば、ガラスコーティングを取り扱っているお店もあります。

また、施工を担当するのはお店のスタッフであり、場合によっては技術が低いスタッフがコーティングを行うかもしれません。

どれぐらい施工技術を持っているかは、施工時当日に当たるスタッフによって違ってくるので運次第となります。

しかし、顔なじみの技術の高いスタッフがいるならば、そのスタッフに施工を依頼しても良いでしょう。

専門店を選ぶ際のチェックポイント

専門店・商品を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • コーティングのみを行っている
  • 施工環境が整っている
  • スタッフは高い技術を要している
  • 質問にも的確にアドバイスしてくれる

専門店を選ぶならば、その道のプロということで、まずはコーティングのみを行っているお店を選びましょう。

そして、施工環境が整っているかを確認します。

コーティングのためのガレージがあるか、専門の道具はあるのか、ということをチェックします。

スタッフが高い技術を持っているのかどうかも、チェックしておくポイントです。

これは、サイトの情報や口コミで確認しましょう。

コーティングについて豊富な知識を持っていれば、なにか質問しても的確に答えてくれます。

もちろん、施工料金が明確であることはポイントです。

ガラスコーティングに関するよくある質問

ガラスコーティングについて、よくある質問とその回答を紹介します。

ガラスコーティングは本当に必要?

自分の車にガラスコーティングを施すかどうかは、車の状態を見て決めると良いでしょう。

特に、車を青空駐車で保管しており、洗車頻度が低いならば、ガラスコーティングを行った方が良いです。

また、車を長い期間にわたって綺麗な状態を保ちたい人や、洗車時間を短くして楽に行いたいという人にもおすすめです。

施工後に洗車機を使っても大丈夫?

ガラスコーティングの施工を行った後は、洗車機は使わないようにしましょう。

洗車機を使うと、機械洗車のブラシによってコーティング被膜が剥がれるおそれがあります。

そうなると、またお金をかけて再施工しないといけません。

コーティング後に洗車するならば、手洗い洗車で洗ってください。

DIY施工とプロ施工、どちらがいい?

費用を抑えてコーティングするならば、DIYです。

ただし、失敗する可能性があり、失敗すれば一度コーティング被膜を剥がさないといけません。

確実に、そして高い効果のあるガラスコーティングを行うならば、プロの施工です。

もちろん、費用はかかりますが、そのお金に見合った施工をしてくれます。

ガラスコーティングの効果を最大限に発揮するために

最大限に効果のあるコーティングをするならば、最新技術で施工してくれる専門店を選びましょう。

専門店での施工を選ぶメリット

どんなに効果が高いと歌っているコーティングでも、施工方法を間違えると効果は薄れます。

効果を最大限に発揮するには、コーティング被膜が均一に塗布されている必要があり、塗りムラがあると撥水効果に影響を及ぼし、効果が十分に出ません。

そのために、高い技術を持った人物が施工すべきと言えます。

専門店であれば、技術を持ったスタッフが施工してくれるので、失敗する可能性が低く、施工したガラスコーティングは最大限に効果が出ます。

最新技術を使った施工方法

コーティング技術は日々進化しており、新しいコーティング方法も登場しています。

最新技術のコーティングは、より耐久性が高く、紫外線や酸性雨などの厳しい環境にも耐えられます。

汚れがつきにくくなるばかりではなく、洗車の頻度も少なくできるのでメリットが多いです。

紫外線にも強いため、塗装が色褪せるのも防げます。

何よりも、コーティング効果が続く時間が長いために、施工後は長い期間再施工する必要がありません。

まとめ

ガラスコーティングは、車に汚れや傷がつきにくくなるので、愛車を長い期間美しく保てる方法です。

また、汚れが落ちやすくなるので洗車時間を短くでき、紫外線から塗装を守るので塗装が色褪せるのを防ぎます。

新車のような輝きを長く保てるのがガラスコーティングです。

塗りムラや硬化不足があると、ガラスコーティングの硬化が十分に発揮されません。

高い効果のあるガラスコーティングは、専門店で施工してもらうようにしましょう。

愛知県みよし市でガラスコーティングを行うならば、コーティング専門店のRIDがおすすめです。

最新技術と最先端の技術によって、ガラスコーティングを施工してくれます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次