車のシート洗浄に挑戦!プロに依頼方法と自分で行う方法を徹底解説

車シート洗浄アイキャッチ

車のシートは汚れやすい部分です。

汚れを放置するとシミができたりカビが生えたりして、やがて悪臭を放ちます。

清潔に使用するには洗浄する必要があります。

シートを洗浄する方法としては、プロに依頼するか自分で行うかのどちらかです。

それぞれの方法にはメリットもデメリットもあります。

RID

この記事では、車のシートを洗浄する方法を紹介するので参考にしてください。

目次

車のシートを洗浄する方法1 : プロに依頼する

車のシートを洗浄する方法の1つが、プロに依頼して洗ってもらう方法です。

プロに依頼するときのメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

車のシートをプロの業者に依頼するメリットは以下のとおりです。

  • 自分で洗浄する手間がかからない
  • 頑固な汚れも落ちる
  • 確かな仕上がりで消臭や抗菌も行える

プロの業者に依頼する大きなメリットが、自分で洗う手間がかからないことでしょう。

時間のないときに、手軽にシートの洗浄をしてもらえます

また、自分で洗っても落ちないような頑固な汚れを落とすことも可能です。

プロの技術によって洗浄した後のシートの仕上がりが高く、消臭や抗菌も行えます。

デメリット

プロの業者に洗浄を依頼するときのデメリットは以下のとおりです。

  • 費用がかかる
  • 場合によっては車の持ち込みが必要

業者に依頼するので、どうしてもお金がかかります。

数千円程度であり、場合によっては数万円のときもあります。

落ちにくい汚れが付着していると、費用は高くなりやすいです。

そして、車を業者の店舗まで持ち込まないといけないときもあり、洗浄が終わるまでは車が使えません。

しかし、確実に汚れを落としてくれます。

そのため、仕上がりや手軽さを重視するならば、業者に依頼したほうがいいでしょう。

費用相場と作業内容

車のシート洗浄の費用は、どのような掃除をするかで変わってきます。

掃除内容費用相場
シートクリーニング6,000円程度(座席1つ)
チャイルドシートクリーニング5,000円程度(座席1つ)
消臭・除菌3,000~10,000円程度
嘔吐物や血痕のクリーニング30,000円程度
車内まるごとクリーニング30,000~70,000円程度

このようになっており、シートの洗浄であれば座席1つで5,000~6,000円程度、車内全体をクリーニングしてもらうとなれば、30,000~70,000円程度の費用が必要です。

車内まるごとのクリーニングは、車のサイズが大きくなるほど高くなります。

また、消臭や除菌もできますが、これらは通常オプションとなっており、シートクリーニングとは別に費用がかかります。

そして、嘔吐や血痕などと頑固な汚れがあるならば、シート洗浄費用は高いです。

洗浄するときは、以下の流れで行います。

業者によるシート洗浄の手順

STEP
シートの状態を確認
STEP
掃除機をかけて表面上の汚れを取る
STEP
シートに洗剤を吹きかける
STEP
リンサークリーナーで浮き上がった汚れを吸い取る
STEP
ウエスでシートを拭いて水分を取り除く
STEP
シートを乾燥させる

洗剤を吹きかけて吸い取るので、シート内部の汚れも取り除けます。

洗浄が終わった後は、よく乾かしてシートで濡れた部分がないようにします。

シートが濡れていると、カビや悪臭の原因となるので、乾かす過程はかかせません。

乾いたら一通りの作業が完了です。

車のシートを洗浄する方法2 : 自分で洗浄する

車のシートは自分で洗浄することもできます。

自分で行うときには、どんなメリットやデメリットがあるのか紹介します。

メリット

自分で洗浄するときのメリットは以下のとおりです。

  • 費用を節約できる
  • 自宅で手軽に洗浄できる

自分で車のシートを洗浄するときのメリットが、費用を節約できる点です。

用意したシート洗浄用の道具を使うので、業者に依頼せずに洗浄でき、依頼費用がかかりません。

また、自宅で行えるので、いつでも好きな時間に手軽に洗えます。

デメリット

自分で洗浄するときのデメリットは以下のとおりです。

  • 手間や時間がかかる
  • 頑固な汚れは落ちない場合がある

自分でシートを洗浄しないといけないので、手間や時間がかかります。

汚れを徹底的に落とそうと思うと、作業手順が多くなりたくさんの時間がかかるでしょう。

夏の暑い時期だと車内での作業は大変であり、冬場の寒い時期だと水を使った作業は手が冷たくなり大変です。

忙しい時期だと、なかなかシート洗浄を行う時間がないでしょう。

また、染み付いたような頑固な汚れは、自分で落とすのは大変であり落ちない場合も多いです。

中途半端に洗うと、余計に悪臭を放つこともあるので注意が必要です。

車のシートを洗浄するときの具体的な手順

車内のマット

車のシートを自分で洗浄するときには、必要な道具を揃えておけばいつでも掃除できます。

ここでは、どんな手順でシートを洗浄するのか説明します。

必要となる道具

洗浄する前には、以下の道具を揃えておきましょう。

  • 掃除機やスチームクリーナー
  • シート用洗剤または中性洗剤
  • 雑巾やタオル
  • バケツ
  • 消臭剤
  • コロコロ

掃除機はシートの表面上の汚れを吸い取るのに使い、スチームクリーナーは内部の汚れを取って殺菌するのに使います。

どちらも用意しておくとシートがより綺麗になりますが、手、スチームクリーナーは手元になければ、掃除機だけ使っても構いません。

消臭剤はシート洗浄後に消臭するために使うので、必要な場合は用意してください。

シートの洗浄で必須となるのは、バケツ、雑巾やタオル、中性洗剤です。

洗浄するときの流れ

車のシートの洗浄は、以下の流れで行います。

STEP
換気 : ドアを開けて風通しを確保

最初に換気して車内の通気性を確保しておきます。

STEP
大きな汚れを除去 : 粘着クリーナーで大きな汚れを取り除く

シートの洗浄を行う前には、シート表面のゴミを取り除きます。

髪の毛や糸くずなどがシートに付着すると、掃除機では取れないので、最初に粘着クリーナーであるコロコロを使って取っていきましょう。

STEP
掃除機で隙間のゴミを除去 : シートや隙間のゴミを吸い取る

シートの隙間のゴミは、コロコロを使っても取れません。

そのため、掃除機を使ってゴミを取り除いていきましょう。

掃除機のノズル部分を隙間に入れて、シートの奥にあるゴミも取っておきます。

STEP
布拭き : 中性洗剤を含ませた布でシートを拭く

シート表面のゴミを取り除いたら、洗浄に取り掛かります。

バケツに水をためて、泡が立たないように静かに潜在を入れていきますが、このときに泡が立つと、シートを拭きにくくなるので注意しましょう。

洗剤の量は、水20に対して洗剤1ぐらいの割合です。

そして、洗剤を入れた水にタオルを浸してから硬く絞り、そのままシート表面を拭いていきます。

シートは上から下、右から左というように一方向に拭くと拭きやすいです。

力を入れても汚れがよく落ちるわけではなく、シートの生地を傷めるだけであるので、力を入れすぎないようにしましょう。

STEP
すすぎ拭き : 綺麗な水で布を濡らし拭き取り

新しいタオルを使ってすすぎのための水拭きを行います。

水で濡らしたタオルでシート表面に浮き出た汚れを取っていく工程であり、ブラシにタオルを巻き付けて拭いていくと、力が均等に入り拭きやすいです。

使っているタオルが黒くなって汚れたら、違う面で拭くか新しいタオルを使ってください。

STEP
乾拭き : 乾いた布で水分を拭き取る

乾いたタオルを使って、シートの水分を取っていきます。

シート表面は水拭きで濡れているので、そのままだとカビが生えて悪臭を放ちます。

不衛生であり体に良くないので、乾拭きで水分をよく取り除きましょう。

タオル1枚で足りない場合は、何枚かの乾いたタオルを使います。

STEP
乾燥 : 風通しの良い場所でしっかり乾燥

最後にシートを乾燥させて濡れた部分がないようにします。

乾拭きだけではシート内部に水分が残っているので、窓やドアを開けて通気性を確保し、シートを十分に乾燥させましょう。

ちなみに、ドアも窓も全て閉めて内気循環でエアコンを稼働させ、風がシートに当たるようにしても乾燥させることができます。

寒い日はエアコンで乾燥させると良いでしょう。

また、梅雨時期の湿気の多い時期も、窓を開けるよりもエアコンで乾燥させたほうが早く乾燥するかもしれません。

布シートと革シートの洗浄方法の違い

車内インテリア

布シートと革シートは生地の素材が違うため、それぞれで適した洗浄方法で洗います。

布シートは繊維の間にゴミが溜まりやすく、水分がシミとなりやすいです。

そのため、基本は洗剤を使った水洗いであり、濡らしたタオルで拭いて掃除していきます。

また、掃除後はシートが濡れているので乾燥は欠かせません。

対して、革シートの生地はレザーであり、ゴミやシミは付着しにくいです。

レザーはデリケートな素材であるため、ゴミが付着したらすぐ拭き取るようにして、食べ物や飲み物をこぼしたら、すぐに水拭きで綺麗にしましょう。

そして、シミができた場合は専用のクリーナーで掃除します。

革シートは日ごろお手入れしないと、生地が劣化して破けたり割れたりするので、定期的なお手入れが必要です。

洗浄時の注意点とポイント

洗浄してシートの汚れを十分に落とすならば、注意点とポイントがあります。

以下のような部分を考慮しましょう。

  • 適した洗剤
  • 隙間の掃除
  • 徹底乾燥

シートの素材に適した洗剤を使うようにします。

革シートは専用クリーナーを使用し、布シートは専用クリーナーまたは中性洗剤を使います。

中性洗剤は蛍光剤を含まない洗剤を使用しましょう。

シートの隙間は食べかすやゴミが溜まりやすいので、よく掃除するようにします。

ブラシや掃除機を使って、タオルでは届きにくい部分のゴミを取っていきます。

そして、シート洗浄後の乾燥は徹底して行ってください。

シートが濡れているとカビが生えてきて、アレルゲンの原因になり、悪臭も放つようになります。

十分に時間をかけて乾かすようにしましょう。

プロ直伝!洗浄テクニックと日常のメンテナンス術

シートは車を利用しているときには常に使用するパーツであるため、汚れが付着しやすいです。

場合によっては、なかなか落ちない頑固な汚れが固着する場合もあるでしょう。

車のシートの頑固な汚れを落とす方法や、日頃から綺麗に保つ方法を照会します。

落ちにくい頑固な汚れには重曹を使う

部分汚れや頑固な汚れには、重曹を使って洗浄してみましょう。

高い除菌効果や消臭効果があり、車のシートに付着した汚れやニオイを除去してくれます。

重曹に水を混ぜてペースト状にして、タオルやウエスにつけてシートを軽くこすり、その後に水で拭き取れば汚れやニオイが取れます。

日頃のお手入れや目立つ汚れが発生したときに、重曹を使って掃除すると良いでしょう。

シートコーティングで汚れが付着するのを防止する

車のボディをコーティングするように、シートもコーティングできます。

布シートと革シートの両方のどちらでもコーティングできるので、どの車のシートでもコーティングが可能です。

施工すればコーティング被膜でシートを覆い、汚れが付着するのを防ぎます。

また、コーティングによっては抗菌効果を得られる場合も。

一度シートに汚れがつくと綺麗にするのは大変であるため、シートコーティングして汚れがつきにくくすると、日頃の手入れの手間が省けて楽です。

洗浄後の車内を綺麗に保つためのコツ

車内

シート洗浄後も車内を清潔に保つコツは以下のとおりです。

  • 掃除道具を車内に常備
  • 定期的に掃除する
  • 消臭スプレーや除菌スプレーを使う

掃除道具を車内に常備

車内には掃除道具を置いて常備しておきましょう。

常に掃除道具を置いておけば、シートや車内が汚れたときにすぐ掃除して綺麗にできます。

おすすめな道具がハンディクリーナーです。

食べかすやゴミをシートに落としたときに、すぐに吸い取れるので便利です。

特に布シートだと繊維に絡まって取りにくいゴミでも、ハンディクリーナーならば取り除ける場合が多いです。

また、タオルや除菌シートなども用意しておくと良いでしょう。

定期的に掃除する

車のシートも車内も自然に汚れるので、常に綺麗に保つには定期的な掃除は欠かせません。

掃除せず汚れが付着しても放置すると、放置すればするほど掃除で綺麗にしにくくなります。

毎日掃除する必要はないので、月に1回は車内やシートを掃除するようにしましょう。

消臭スプレーや除菌スプレーを使う

車のシートが臭うようになったときに、役立つアイテムが消臭スプレーです。

ニオイの気になる部分にスプレーするだけで、消臭できるので便利です。

消臭スプレーも車内に常備しておくと良いでしょう。

また、除菌スプレーもあると、気になる部分にさっとスプレーして除菌できます。

業者依頼時の選び方と費用相場

車のシートを洗浄するには、いくつかの手順が必要であり、ある程度の時間がかかります。

手間がかかるので掃除したくないときや、掃除する時間がないときもあるでしょう。

そんな方には、プロの業者に依頼してシート洗浄してもらうのがおすすめです。

ここでは、洗浄を依頼できる場所と選び方を紹介します。

シートの洗浄を依頼できる場所

車のシートの先生は以下の場所で依頼できます。

  • カー用品店
  • ガソリンスタンド
  • ディーラー
  • 専門店

カー用品店

カー用品店では、車内クリーニングやシートクリーニングを行っています。

簡易的なクリーニングから、本格的なクリーニングまで対応しており、車の汚れに応じてクリーニング内容を選べます。

ただし、すべての店舗でクリーニングを行っているわけではないので、利用する店舗で事前に確認しておきましょう。

本格的なクリーニングを行うとなると、ある程度時間がかかります。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドも給油以外にクリーニングに対応しています。

シートクリーニングを行っているのは、セルフではなく店舗スタッフのいるお店です。

簡易的なクリーニングを扱っている場合が多く、本格的なクリーニングには対応していません。

そのため、簡単な汚れを綺麗にしてほしいときに利用すると便利です。

ディーラー

ディーラーでも、場所によっては車内クリーニングを行っています。

その一環としてシートの洗浄も行います。

ただし、ディーラーで行うのは防臭や抗菌がメインであり、洗剤を使ってシートを洗うようなことはしていない場所が多いです。

そのため、ディーラーに車を持ち込んだついでに、クリーニングをしてもらうと良いでしょう。

専門店

カークリーニング専門店やコーティング専門店で、シート洗浄を行っています。

専用の道具と専用の設備を持っており、なかなか落ちないような汚れやニオイを落としてくれます。

お店によってはシートの丸洗いに対応しており、なかなか落ちない汚れを落とすことが可能です。

車のシートクリーニングの中でも、徹底的に綺麗にしたいときや、ニオイをなくしたいときにおすすめの依頼先です。

タバコのニオイが染み付いて取れない、嘔吐してシミになって取れないような場合も対応できます。

もちろん、低規定に日頃からのメンテナンスとして、シート洗浄を依頼しても構いません。

車のシートの洗浄に関するよくある質問

車のシートの洗浄に関して、よくある質問の回答を紹介します。

自分で洗浄する時に必要なものは?

自分で車のシートを洗浄するときに必須となるのは、バケツ、洗剤、タオルの3つです。

最低限上記の3つを用意すれば、シートの洗浄ができます。

ただし、タオルで拭いただけでは取りにくい汚れも、シートには付着しています。

糸くずや髪の毛ならば粘着シート、隙間のゴミならば掃除機、シート内部の汚れならばスチームクリーナーがあると綺麗にできるでしょう。

また、最近では水を吹きかけて吸い取るリンサークリーナーも販売されています。

必要に応じて、洗浄で使う道具を用意してください。

重曹や中性洗剤でシートを洗う方法は?

重曹を使うときは、最初に重曹に水を含ませて混ぜてペースト状にします。

ペーストをタオルに少量つけて、シートの汚れが気になる部分を拭いて掃除した後に、濡れたタオルで拭き取れば、重曹での洗浄完了です。

中性洗剤を使うときには、バケツに水を入れてその中に潜在を少量入れます。

そして、タオルを入れて浸し、硬く絞った後にシートを拭いてから、水拭き、乾拭きと行って、シートをよく乾燥させれば洗浄完了です。

プロの業者に依頼する際の注意点は?

業者に依頼するときは、シートの汚れによっては通常の料金よりも費用が高くなる場合があります。

嘔吐、排泄物、灯油などが付着した汚れは、通常の洗浄では落ちません。

そのため、特殊な洗剤を使って洗うこととなり、依頼費用が高くなります。

また、シートクリーニング費用も業者ごとに違うので、利用したい業者の費用を事前に調べておきましょう。

まとめ

車のシートは乗り降りや運転で使用する部分であり、常に使うので汚れやすいです。

一見綺麗に見えるシートも、汚れが付着しています。

汚れがついていると悪臭の原因ともなるので、定期的に洗浄して綺麗な状態を維持しておきましょう。

自分でシート洗浄するときには、時間のあるときに手軽に行えて費用を抑えられます。

プロの業者に依頼すると、頑固な汚れも除去して納得のいく仕上がりにしてくれます。

定期的にシートを洗浄して、車が綺麗な状態を保つようにしましょう。

RID

愛知県みよし市でシート洗浄を依頼するならば、リンサークリーナーを使って徹底して綺麗にしてくれるRIDがおすすめです。

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この記事を書いた人

愛知県みよし市にあるカーディテーリング専門店。
車検対応のゴーストフィルム、プロのボディコーティング、ヘッドライト磨きなど、愛車を美しく守る施工を提供しています。
「すべての車に、誇れる輝きを。」をモットーに、地域密着で丁寧なサービスを心がけています。

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